猫は体が柔らかいので、ボンネットと車体の隙間やバンパー下部の隙間など、わずかな隙間からエンジンルームに入り込んでしまいます。
ボンネットと車体の隙間
- エンジンルームの熱が逃げるための隙間
- 猫が体をねじ込めば十分な大きさ
バンパー下部の隙間
- 車体の下回りを風が通り抜けるための隙間
- 猫が体を潜り込ませれば十分な大きさ
- フェンダーやヘッドライトの隙間
- グリルやアンダーカバーの隙間
猫は警戒心が強い動物なので、人目につかない場所で休息を求めます。エンジンルームは暗くて狭く、外敵から身を守れるため、猫にとって絶好の隠れ場所と言えます。
猫がエンジンルームに入り込まないようにするためには
- 乗車前にボンネットを軽く叩く(猫バンバン)
- 車庫に車を駐車する
- エンジンルーム内に猫よけネットなどを設置する
- 超音波を発信する機器を設置する
などの対策が有効です。
猫がエンジンルームに入り込んでしまった場合
- エンジンをかけない
- 無理に猫を引きずり出さない
- JAFなどのロードサービスに連絡する
など、安全を第一に考えて対応しましょう。
猫バンバン の効果的なやり方
猫バンバン は、車に乗る前にボンネットを叩くことで、エンジンルームやタイヤの隙間に入り込んでいるかもしれない猫を追い出す方法です。
猫バンバン の効果:
- 猫に人間が来たことを知らせ、車から出て行ってもらう
- エンジンをかけるときに猫が巻き込まれる事故を防ぐ
猫バンバン のやり方:
- 車に乗る前に、ボンネット周辺を目視で確認する。
- ボンネット、フェンダー、タイヤハウスなどを軽く叩く。
- クラクションを軽く鳴らす。
- ドアを開け閉めする。
- しばらく待って、猫が出てくるのを待つ。
- 猫が出てきたら、エンジンをかける前に再度ボンネット周辺を確認する。
ポイント
- 優しくトントンと叩く。強く叩くと、猫が驚いて奥に隠れてしまう可能性がある。
- エンジンをかける前に必ずボンネットを開けて確認する。
- 時間に余裕があれば、猫バンバン の後にしばらく車を動かずに様子を見る。
- 冬は猫がエンジンルームに入り込みやすいので、特に注意が必要。
- 猫バンバン は、猫を驚かせることではなく、人間が来たことを知らせることが目的。
猫バンバン は、猫の命を守るために大切な取り組みです。日産自動車をはじめ、多くの企業や団体が猫バンバンの啓発活動を行っています。