緑内障は、視神経が障害されることで視野が狭くなり、
最終的には失明に至る病気です。
失明までの年数は、緑内障の種類、進行速度、
治療の有無などによって大きく異なり、一概には言えません。
緑内障は、大きく分けて「原発緑内障」と「続発緑内障」の2種類があります。
原発緑内障
- 原因が特定できない緑内障
- 最も一般的な緑内障
- 眼圧上昇が原因とされることが多い
- 進行速度は様々
- 治療せずに放置すると、10~20年で失明に至るケースもある
続発緑内障
- ぶどう膜炎、糖尿病、眼外傷など、他の病気によって起こる緑内障
- 原発緑内障よりも進行が速い場合が多い
50代で緑内障と診断された場合、失明までの年数は、
以下の要因によって左右されます。
緑内障の種類
- 原発緑内障の場合、進行速度は様々
- 続発緑内障の場合、原発緑内障よりも進行が速い場合が多い
緑内障の進行速度
- 緑内障の進行速度は、個人差が大きい
- 定期的な検査で視野や眼圧を測定することで、進行速度を把握できる
治療
- 点眼薬、レーザー治療、手術など、
- 緑内障の種類や進行速度に合わせた治療を行う
- 治療によって、進行を遅らせたり、失明を予防したりすることができる
その他の要因
- 年齢
- 性別
- 家族歴
- 生活習慣
緑内障は、早期発見・早期治療が重要です。
40歳になったら、定期的に眼科検診を受けましょう。
パソコンと緑内障の関係
パソコンの使用が緑内障の発症や進行に直接的な影響を与えるという科学的な根拠はありません。しかし、パソコンを長時間使用すると、以下の症状が現れることがあります。
- 眼精疲労
- ドライアイ
- 眼圧上昇
これらの症状は、緑内障の進行を悪化させる可能性があります。
パソコンを使用する際の注意点
緑内障患者がパソコンを使用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 20~30分に1回は休憩をとる
- 画面の明るさを調整する
- 画面を見下ろさないようにする
- 室内の湿度を調整する
- 定期的に眼科検診を受ける
緑内障患者におすすめのパソコン設定
緑内障患者は、以下のパソコン設定を試してみるとよいでしょう。
- 画面の明るさを下げる
- 文字サイズを大きくする
- ブルーライトカットフィルターを使用する
- 反射防止コーティングを施した眼鏡を使用する
緑内障とパソコンのまとめ
パソコンの使用が緑内障の発症や進行に直接的な影響を与えるという科学的な根拠はありません。しかし、パソコンを長時間使用すると、眼精疲労、ドライアイ、眼圧上昇などの症状が現れることがあり、これらの症状は緑内障の進行を悪化させる可能性があります。
緑内障患者は、パソコンを使用する際には、休憩をこまめに取る、画面の明るさを調整する、定期的に眼科検診を受けるなどの対策を講じることで、緑内障の進行を抑制することができます。