悪口が脳に与える影響
悪口を言うと、脳は様々な悪影響を受けます。
悪口は言われたほうが勝ちとも言われますが、
なんと言ってる本人が一番損です。
脳に悪いことってなるべくしたくないですよね。
健康でいたいものですから・・・
1. 快楽物質ドーパミンが分泌される
悪口を言うと、脳内に快楽物質であるドーパミンが分泌されます。これは、悪口を言うことで優越感や満足感を得られる理由です。しかし、ドーパミンは依存性があり、一度味わってしまうと、より強い刺激を求めるようになります。そのため、悪口を言うことが習慣化してしまう可能性があります。
2. ストレスが増加する
悪口を言うと、脳はストレスを感じます。これは、悪口を言うことで、相手を攻撃している状態になるためです。ストレスが溜まると、集中力や記憶力が低下したり、免疫力が弱ったりするなど、様々な悪影響が現れます。
あの人はさ===と言いながら言うことって、
自分の脳は、自分が言われてる・・・と思いこむんですよね。
あの人嫌だ、嫌いと言うと、自分が嫌いと言われてる・・・と
脳は感じてしまう。
繰り返し言うことで潜在意識に浸ってしまいます。
これって最悪なことです。
3. 脳が萎縮する
東フィンランド大学の研究によると、皮肉や批判が多い人は、認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍高いことが分りました。これは、悪口を言うことで、脳の海馬と呼ばれる部分が萎縮してしまうためと考えられています。海馬は、記憶や学習に関わる重要な部分です。
4. 人間関係が悪化する
悪口を言うと、周囲の人から信用されなくなり、人間関係が悪化します。これは、悪口を言うことで、相手を傷つけ、嫌な思いをさせてしまうためです。
悪口をやめるための方法
悪口を言うことを習慣化してしまうと、脳に様々な悪影響を与えます。悪口をやめるためには、以下の方法が有効です。
1. 悪口を言うことに意識を向ける
悪口を言ってしまった後、なぜ悪口を言ってしまったのか、自分の気持ちに意識を向けてみましょう。悪口を言うことで、どのようなメリットとデメリットがあるのかを考えるのも有効です。
2. 悪口を言う代わりに、相手の良いところを褒める
悪口を言う代わりに、相手の良いところを褒めるように意識しましょう。相手の良いところを褒めることで、自分も相手も良い気分になれます。
3. ストレスを解消する
ストレスが溜まると、悪口を言ってしまいがちです。運動や趣味など、自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。
4. 人間関係を良好にする
周囲の人との人間関係が良好であれば、悪口を言う必要性を感じにくくなります。積極的に人とコミュニケーションを取るようにしましょう。
悪口を言うと、脳に様々な悪影響を与えます。悪口を言うことを習慣化しないためにも、日頃から意識的に悪口を控えるようにしましょう。